

9月も後半に入り、雨竜沼湿原はすっかり秋の景色へと変わってきました。
湿原では草紅葉が進み、夏の鮮やかな緑色から、少しずつ黄金色の風景へ。
花のシーズンもいよいよ終盤です。
雨竜沼湿原のシーズン最後を彩るエゾリンドウも終わりに近づき、咲いている花は少なくなってきました。
この日は神奈川からお越しのご夫婦と一緒に歩いてきました。

登山道沿いでは、エゾトリカブトやエゾノコンギク、ヤマハハコなどをわずかに見ることができます。
花そのものは少なくなりましたが、この時期になると目を引くのが植物の色づき。
登山道ではツタウルシが鮮やかな赤色に染まり、山の中にも少しずつ秋が広がっています。
ツタウルシは紅葉が美しい植物ですが、触れるとかぶれることがあるため、観察する際は直接触れないよう注意が必要です。


この日は白竜の滝でカワガラスの姿も確認できました。
流れの速い水の中へ潜り、川底で餌を探す姿を見ることができました。
植物だけではなく、こうした生きものとの出会いも、雨竜沼を歩く楽しみのひとつです。



展望台からの景色も晴天で、とてもきれいに見えました。


湿原では木道の改修工事も進められており、新しい木道は大沼付近まで延びてきています。
工事が行われている場所では、現地の案内に従って通行してください。

夏とはまた違った、静かな表情を見せ始めた雨竜沼湿原。
花の季節は終わりを迎えますが、これからは草紅葉や山々の紅葉など、秋ならではの景色を楽しめる季節です。
大雪山が見えたり、キツネがふと出てきたり、楽しみはいっぱいです。



