エゾシカ対策事業

かつて「黄色い絨毯」が見られると全国から多くの散策者が訪れていた雨竜沼湿原。
2015年からエゾシカの侵入が確認され、年々湿原へ訪れる頭数と被害が増していきました。

気づけば黄色い絨毯となる「エゾカンゾウ」ほか、「タチギボウシ」「ナガボノワレモコウ」を中心に採食を進め
最近では「ヒオウギアヤメ」「エゾリンドウ」など、これまで食べていなかった種まで食べるようになりました。

数年前から唐辛子スプレーをかけたり、GPS首輪をつけたり、様々な対策を講じてきました。

朝日新聞「激辛スプレーに囲いわな シカ食害・交通事故の対策着々」https://www.asahi.com/articles/ASP256VHXP25IIPE019.html

北海道新聞「雨竜沼湿原、捕獲エゾシカにGPS付け追跡 7月から罠設置 保全検討会」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1178063

霧多布湿原の例にならい、今年は湿原内に電気柵を設置し、植物を保護することにしました。
物理的に食害を防ぐことで、少しでも種子を残す「生息域内保全」
そして、エゾシカの有無で食害にどれだけ差があるのかも、調査区を比較することで分かるでしょう。

木道沿いに設置しているため、景観的に良くないかもしれませんが
長期的な目線でこれからもきれいで多様的な湿原を残していくために必要な行動のひとつです。

ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

北海道新聞「雨竜沼湿原にシカ食害対策の電気柵 エゾカンゾウやギボウシの再生目指す」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1331522/?utm_source=doshin_digital&utm_medium=internal&utm_campaign=related_news

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