開花情報(2025年7月22日)

この日は道東 中標津町からのお客様2名をご案内してきました。
直近でご連絡をいただき、宿ゆきふるさとで同日宿泊予定ということで福岡からのお客様も一緒になり、4名で散策してきました。

ヒグマの爪痕

前回は見られなかったヒグマの痕跡が出てきました。
毎年8月が近づくと、10年以上決まってやってくるヒグマがいます。近くの恵岱別岳と暑寒別岳から名前をとって「恵子」「寒太」と名前をつけてモニタリングをしています。湿原手前など決まった場所でハクサンボウフウなど植物の根茎食べるために、土や石ごと掘り返しをします。

天気としては曇りであいにくでしたが、日中最高気温が30℃が続いていた日々より涼しく過ごしやすい1日でした。また、一週間前の登山会の時はちょうど端境期となっていましたが、タチギボウシが咲き年で見頃を迎え始めていました。かなりの花茎数が伸び、エゾカンゾウと比べると見応えは薄くなるかもしれませんが、とても綺麗でしたよ。

タチギボウシのほかにエゾクガイソウやエゾノサワアザミ、サワギキョウが咲き始めました。不思議とこの時期は紫色の花が多く咲きます。

ちょっとイレギュラーな行動となりましたが
お二方がせっかくだから展望台まで行ってみたいということで、時間にも余裕があったため行ってきました。

中々、簡単にいくことができない雨竜沼湿原。何度も行けるような場所でもないので、後悔しないような選択肢を選べるようにするのもガイドの仕事かなと思っています。結果的には「行けてよかった」と言っていただけたので良かったです。

お土産ありがとうございます!

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